Wear OSのGoogle Payにてクレジットカードのタッチ決済が解禁されたのでHUAWEI Watch 2を買って、実際に決済してみました。
セットアップは簡単
HUAWEI Watch 2の場合はスマートウォッチ側のGooge Payアプリから「カードを追加」をタッチして、その後は母艦となるスマートフォンから画面の指示通り操作するだけなので非常に簡単でした。
主な流れとしては
- カード番号の入力、または既にGoogle Payに登録されているカードの選択
- セキュリティコードや住所、電話番号の入力
- 規約に同意
- カード会社からメールやSMSなどで認証コード等が届くので入力する
- 使えるようになる
といった感じ。
実際に使ってみる
登録も完了したので、早速使ってみましょう。
注意事項って程でもないですが、利用する店舗側がクレジットカードのタッチ決済に対応している必要があります。コンタクトレスだったりpayWaveだったり色々と名称がありますが、高確率で利用出来るのはセブンイレブンやローソンといったコンビニエンスストアかなと思います。
筆者はセブンイレブンにて使ってみました。(決済などに関してはセルフで行えるため。)
利用方法は至って簡単。スマートウォッチ側でGoogle Payの画面を表示するとメインに設定しているカードの券面が表示されるかと思うので、その画面をタッチするだけです。
一応、余裕を持ってGoogle Payアプリを表示しておくことで、万が一のトラブル等でもたつくことは少ないかと思います。(筆者の場合、ロック画面のPINを入力する画面でプチフリーズしてもたつきました。)
セブンイレブンの場合、決済方法で「クレジットカード」を選択することでカードを差し込むかタッチしてくださいといった画面表示や音声による案内がされますので、そのタイミングでスマートウォッチの画面をタッチするだけです。
セブンイレブンの場合、決済完了のタイミングが少し分かりづらいという問題はあれど、とりあえず問題なく決済が出来てれば音が鳴るとか、レシートが出るとかするので、お好きなタイミングで離せば良いと思います。
決済後、決済金額や店舗の通知が出ます。以上。
コンビニなどで感覚を掴めば、後はどこでも問題なく決済できると思います。正直、店舗が対応してるか否かと言うより、レジの店員が理解しているかの方が重要なんですが、それは記事の本筋から大きく逸れるのでまたの機会に。
終わりに
というわけでHUAWEI Watch 2でGoogle Payのタッチ決済を体験してみた記事でした。
ちなみに、この記事を読んでHUAWEI Watch 2を購入しようという人が万が一出てきてしまっては困るので注意しておきますが、ものすごくオススメできません。2017年発売の製品と言うことで既に5年前の製品となっており、セキュリティパッチもとっくの昔に配信終了しています。
そもそも動作がものすごくモッサリです。ことあるごとにフリーズします。捜査中にフリーズなんて当たり前で、気がついたらウォッチフェイスに戻ってます。
決済目当てでスマートウォッチを買おうというのであれば素直にApple WatchやPixel Watch、最新のWear OS端末を購入してください。当たり前ですが最近のHUAWEI WatchやHUAWEI Bandには日本国内において決済が出来る機能はありません。精々質屋に預けて金を借りるのが関の山といったところでしょう。
【おまけ】セットアップできない問題
筆者のメインスマホであるHUAWEI P30 Pro(中国版 VOG-AL10)にはHarmony OS 2.0がインストール済みなのですが、この時期までの中国版HUAWEIスマートフォンはGoogle PlayストアのapkをインストールすればGMSが動作する場合があります。
筆者のP30 Proもその手法でGoogle Playストアが使える環境なのでWear OSアプリをインストールすれば使えるだろうと思っていました…。この文章でお察しいただけるでしょうが、使えません。Wear OSアプリが起動直後に画面が真っ白になりその先には一切進めませんでした。
そんな人はいないとは思いますが、同様の環境の方はWear OS端末を使うことを諦めてください。
一応、App GalleryにはWear OS 中国版なるアプリが存在しますが、筆者のHUAWEI Watch 2は”対応していないデバイス”と表示されて初期セットアップが完了できませんでした。